2024/07/01
令和6年6月27日(木)・6月28日(金)実施
3・4年生が、吉野方面へ林間学舎に行ってきました。
3年生は、国語科の「伝統工芸」と社会科の発展として、奈良筆の「あかしや」を見学し、伝統工芸士さんのお話を伺いました。昼食の後、理科の「植物のつくり」の発展として、奈良県立野外活動センターで「草木たたき染め」を行いました。
4年生は、総合的な学習の時間として、「吉野川分水歴史展示館」を見学しました。大和平野の水不足の解消に、吉野川の水を上手く活用していることが分かりました。昼食の後、金峯神社までハイキングしました。途中、急な坂道がありましたが、一生懸命歩いていました。
吉野周辺を含めた熊野古道は、ユネスコより世界遺産として登録されています。宿舎としてお世話になる竹林院で3・4年生が合流し、たてわり班で協力しながら活動しました。夕食では、完食を目指して静かに食べ、片付けでは、班で協力しててきぱきとすすめる様子を見ることができました。
夜の集いでは、各班が工夫を凝らして考えた、歌、クイズ、ゲームなどを行いました。それぞれに味があって、チームワークの見られる発表となりました。
2日目は、「箸づくり体験」をしました。仕上げの場面では、頑張って紙やすりで削った箸に、電熱ペンを使って、文字やイラストを焼き付けました。その後、1人1人が紙とキャップで亀を作り、班で協力しながら全員で積み上げていく「カメグサタワー」にチャレンジしました。
班会・全体会では、「林間学舎で学んだことを、これからの学校生活に活かしていく。」という視点で、反省を行いました。「林間学舎・学習のめあて」とともに、出発の朝、校長先生の話にあった、「林間学舎は、学校生活で身に付けたことを試す『力試し』の場であること。」「『命が一番』であること。」「『感謝の気持ち』を挨拶など、行動で示すこと。」についても振り返りました。周りの方々に気持ちよく過ごしていただくための気配り」として、トイレのスリッパを率先して揃える姿、ふとん・シーツなどを進んでたたむ姿、班で困っている子がいれば相談に乗ったり手助けしたりするなどの助け合う姿が見られるなど、とても嬉しく思いました。
保護者の皆様には、実施当日までの準備や、お子さんへのアドバイス・励ましをいただき、大変感謝しております。ご協力、ありがとうございました。林間学舎で学んだことを、学校生活でも実践していけるように支えて参ります。