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令和７年１１月６日（木）実施

　水害が頻発していた旧大和川。約３００年前、中甚兵衛を中心に、いかにして現在の大和川に付け替えられたのかについて、４年生が学習してきました。

    柏原市立歴史資料館では、大和川の付け替えに至るまでのお話を聞き、また、遺された実際の資料を見て、当時の人々がどんな思いで洪水と戦っていたかを知ることができました。大和川の付け替え運動の中心となった中甚兵衛の、内側に「水」と書いてある陣羽織も見ることができました。

　その後、事前に学習してきた新しい川と古い川の付け替え地点に立ち、約300年前に行われた付け替え工事の大変さ、そして、それを実現させた中甚兵衛さんの功績を改めて実感できました。

　河川敷で昼食をとった後は、安中新田会所跡へ。

　安中新田会所跡では、「河内」についてお話しくださり、新大和川による人々の生活の変化の様子を詳しく教えてくださいました。大和川の付け替え工事の後に、元の川があったところに作られた田や畑で、どのような農業が盛んになったかや、以前、城南学園小学校のすぐそばを大きな川が南北に流れていたこと、更にもっとさかのぼれば、すぐそこまで河内湾がせまっていたことなど、色々なことを学ぶことができました。   

　午前、午後とも、色々なお話を聞かせていただきましたが、しっかりと話を聞き、メモに一生懸命書き込んでいました。昔の方々のご苦労があって、今の自分たちの暮らしがあることに感謝したいと思います。子どもたちのために、ご協力くださった皆様、ありがとうございました。