城南学園小学校

人間力の育成

ともに学ぶことで、豊かな心を育む
『育つ学校』

学びのプロセスを大切にした考える愉しさがある授業

本校では、問題解決的な学習において、児童の内面を支えるメタ認知(モニタリング・コントロール)を働かせる「見通し」や「振り返り」の場を設定し、「学びに向かう力」を育てます。これからの時代では、よりよく問題を解決し、自己の生き方を考えていくための資質・能力として、「学びに向かう力」や「人間性」が求められています。そこで本校では、6年間を通して「学びに向かう力」を育むために、「見通し」や「振り返り」の場を積極的に取り入れ、児童がモニタリングやコントロールする「メタ認知」を働かせる授業を展開していきます。学びのプロセスを大切にしながら、児童一人ひとりが主体的に学び、自己の成長を実感できる教育を推進していきます。

たてわり活動で支え合い、リーダーシップ、
フォロワーシップが自然と育つ

全児童をたてわりで18班に分け、昼食後20分の活動を行います。高学年が班全体をまとめる一方で、4年生は1年生の世話係、3年生は小さな班長、2年生は小さな副班長として一人ひとりが自分の役割を果たすことで、主体性や協調性を伸ばし、相互に協力する心を養います。

体験を通して協学力と実践力を育む
6年間で17日間の宿泊体験学習

学年ごとに自然や歴史、伝統に触れる宿泊行事を実施しています。1年生は学園のセミナーハウスでの林間学舎、2年生は湖畔学舎、3・4年生は林間学舎、5・6年生は林間・湖畔学舎を経験し、修学旅行では日本の自然や歴史文化などに触れます。親元からはなれた集団での生活を通じて協調性を養い、共通のめあてに向かう実践力を育みます。

学び続ける姿勢と創造的な思考力を育む『Jonan Time』

『Jonan Time』は、子どもたちが主体的に学ぶ力を育むための取り組みです。朝と昼の時間を利用して学習の定着と創造的な活動を行っています。朝はMonoxer Timeで計算を学び、昼はEnglish Timeで英語に親しみ、その後、Monoxer Timeで漢字と個々の習熟度に応じた学習を進めます。
さらにキーボードレッスンや学年ごとの特色ある活動「Jonanっ子Time」も実施。
学び続ける姿勢や創造的な思考力を育み、未来を切り拓く力を養います。

English Time
Monoxer Time(Hagemi漢字)
キーボードレッスン
Monoxer Time(Hagemi計算)

先生の声

低学年

「学びに向かう力」が育つには、低学年から学校生活のあらゆる場において、見通しや振り返りの活動により子ども自身のメタ認知を促します。その過程で、自分や友達のよさ、学び(発見)のよろこびに気づき見出す子どもが育ちます。学習だけでなく、友だちとの関係を見直すなど人間力も高まります。

高学年

進学校として重視してきた「確かな学力」に加え、これを支える「学びに向かう力」の両輪を兼ね備えた子どもが育つ学校をめざしています。メタ認知を働かせ「もう一人の自分」との対話を深められるようになり、中学進学へも自分の意志でチャレンジするようになります。